先日、Jリーグ、横浜FCの三浦知良選手が53歳にして、公式戦の先発出場を果たしましたね。カズのピークは僕が大学生の頃はずで、確か最後に公式戦に先発出場したのが十数年前。りさ子夫人と結婚したのが1993年なので27年前。最終的にメンバーに選ばれず、帰国することになったフランスワールドカップは1998年です。なんかアスリートとしては、いろいろと計算を狂わせてきます(笑)
いくらイケメソとはいえ、アラフィフアスリートの僕としては、いかにあらゆる能力が落ちているか理解できています。疲れはとれないし、身体は固くなるし、故障しやすくなるし、故障は治りにくくなるし、目は見えなくなってくるし…。53歳にしてプロリーグで先発出場を果たすというのは驚愕するわけです。
あるテレビ番組でカズの先発出場を取り上げていて、先発出場を果たした理由について「サッカーが好きだという気持ちなんでしょうね」なんて、甘っちょろいことを言っていましたが、そんなわけないだろと。好きとか嫌いとか、プロのアスリートにとって、そんなことが評価の対象になるわけが無いし、なってはいけない。カズのほうがサッカーが好きだという理由で、他の選手が先発を外されたとしたら、そんなおかしなことはないし、カズにも、他の選手にも、めちゃくちゃ失礼な話です。
カズが評価されるべきは、その時点で他の選手よりも良いコンディションにいたこと。これだけです。53歳という年齢だって、評価の対象にはなりません。53歳はもちろん凄いことだけど、プロのアスリートとしては意味のないことです。
とはいえとはいえ、やっぱり53歳にしての先発出場はすごいよね…。かっこいい。