この間、東京に行ったときに、最後に会ってきたあおいちゃん。
あおいちゃんは日本トライアスロン連合(JTU)で働いていますが、一方では東京2020パラリンピックにパラトライアスロンの選手として出場した、土田和歌子さん(現・車椅子マラソンの世界記録保持者)のハンドラー(補助係みたいなの)でもあります。けっこう長い間、土田さんがトライアスロンに挑戦しだしてからなので、数年間、ハンドラーを務めていましたが、東京2020パラリンピックを最後に、土田さんがトライアスロンを引退する(陸上選手に戻る)ということで、土田さんのブログに登場していたので、読んでもらえたらと思います。
「同じ目標に向かい共に戦ってくれたハンドラーの大岩葵さんは、いつも明るく献身的で、最後の最後まで私についてきてくれたことに感謝しかありません。」「東京2020☆これまでの道のりは厳しかったこともあるけれど、一緒に目指せて楽しかった！！最高のハンドラーお疲れさまでした」
土田さんはこう綴っていますが、あおいちゃんを知っている人なら、想像に難くないと思います。良い仕事をしたんだねぇ。ちょっと読んだだけでもウルッときたよ。
あおいちゃんというのはジュニアオリンピックにも出場したアスリートだったけど、自分がオリンピアンになることは叶わず、JTUで働いたりしていたときに土田さんと出会ったことで、土田さんと一緒にパラリンピックに出場することができました。自分はオリンピアンになれなかったけど、土田さんと一緒にパラリンピアンになれた。たぶんあおいちゃんはとても幸せな時間を過ごせたと思います。
僕は土田さんをかっこいい人だなと、ずっと思っていたけど、なんていうか、自分の目標に人を巻き込んで、巻き込んだ人を幸せにする人でもあるんですね。やっぱりかっこいい。
土田さん、あおいちゃんをパラリンピックに連れていってくれてありがとう。
