エクスマセミナーを受講するために訪れた東京ですが、せっかく東京に行ったので、次の日はうろうろと歩いてきました。
まずは明治神宮に向かうため、原宿駅で下車。Googleマップで調べたら、代々木で降りて、少し戻ると出ましたが、原宿でいいんじゃね？なんとなく思って、原宿で降りました。そうすると、まあさすが原宿。見たことのない量の若者があふれていました。若者たちを横目に明治神宮に向かって線路沿いを北上。いやこりゃだいぶ遠回りだな、と住宅街を歩いていると、ピンクの看板に『MIURA BC』の文字。特に気にもせずに前を通りすぎるときに、ふと玄関を見ると「低酸素室はこちらから」という張り紙を発見。まさか!?と振り返り、看板をもう一度、見ると『㈱ミウラドルフィンズ』と書いてある！そうです。日本が世界に誇るスーパーじじい、三浦雄一郎さんのミウラドルフィンズです！
三浦雄一郎さんといえば、子供のころの僕のヒーロー。富士山やエベレストでの冒険的スキーに憧れたものです。大学生のころ、テイネハイランドを拠点としていたスキーチーム・ミウラドルフィンズについて調べてみたら、ちょっと、いや、だいぶ毛色が合わなくて、もし入れたとしても続かないだろうと思って断念。自分なりに山を登り、滑るようになっていきました。それでも、ただのスキーヤーではない、旅と冒険のスキーヤー・三浦雄一郎さんはずっとヒーローで、いつかお会いできたらなと思っています。
目的地にまっすぐに行けば、そりゃ無駄な時間は無くなるけど、その分、面白い出会いや発見を逃しているかもしれません。だいぶ遠回りだなーと思いながらも、まぁいっか(笑)と二度と歩くことのない道を歩いていったときには、思ってもみなかった景色が広がっていたりします。めったに無いけどね。遠回りだって、なんだって、どうせ過ごすなら楽しく過ごしたら、それは捨てたもんじゃないどころか、楽しい時間になったりするんですよね。
