産業廃棄物の収集運搬に関する許可を更新するために必要な講習を受講してきました。
4年に一度、講習を受講し、試験に合格し、許可を更新しないと産業廃棄物の収集運搬ができなくなってしまうので、必須の許可になります。
産業廃棄物の収集運搬なんて、そういう業者が必要なだけで、屋根屋には関係ないと思いがちですが、実は違います。例えば、雨漏りの修理に行って割れた瓦を一枚、交換したとします。交換後の割れた瓦はもう使い道がないので、産業廃棄物ということになり、それを処分場に持っていく間が産業廃棄物の収集運搬ということになるんです。さらに産業廃棄物の処理業者に産業廃棄物を引き渡す際に必要なマニフェストの作成にも不可欠。つまり建築関係の仕事をしているなら、絶対に必要になる許可なんです。うちくらいの規模だと、厳密に運用することはほぼ不可能な法律ですが、それでも一応は許可を持っていないとね。
うちが屋根屋だからといって、他の業種が出す産業廃棄物のことは知らなくて良いわけではなく、全ての産業廃棄物について覚えないといけません。これが大変。だって関係ないんだもん。もう必死で寝ないようにします覚えます。
受講にも許可更新にも、けっこうなお金がかかるし、きちんとこういう許可を持っている業者じゃないと仕事できないことにするか、少量なら許可不要というシステムを作ってほしいなと思います。