雨漏りして、床に水たまりができちゃうという家に行ってきました。
ドローンで瓦をチェックしても、ほぼなんともなく、こりゃあ上ってみるかなと思いながら、建物の横にドローンを回してみると、こんなになっていました。
壁が落ちてしまっていて、土が丸見え。
さらに、よく見てみると、穴が空いています。ここまでは僕が屋根に上がる前に、お客さんと一緒に見ています。
屋根からの雨漏りで床に水たまりができるほどとなると、瓦がしっかり割れていたり、めくれていたりするものですが、壁がこんな風だと、さすがにしっかり雨漏りすることもあります。っていうか、壁からの雨漏りというのも、けっこう多いものです。サイディングとかガルバリウム鋼板といった、最近の壁材だと、どこから雨漏りしているかわからないことがありますが、昔の建物は簡単に見つかることが多いですね。ちなみにこの建物は築94年で初めての雨漏り。壁が落ちたのも初めて。良い職人さんの仕事は、やっぱり長持ちします。
とはいえ、さすがに築94年の建物なので、屋根も傷んできている場所はありました。
この写真も拡大して見てみたら、おや?と思うところがありました。
やっぱりドローンだけでの判断は難しい、というか、直接、確認したいので、上ってみたら、こんなになっていました。
漆喰が外れて、穴が空いてしまっています。
中が丸見え。
やっぱりドローンだけではわからないこともあるので、実際に屋根に上って確認することは大切です。
たまたまめくった瓦なんて、こんなふうになってたし。
ドローンなんて最新の技術だけど、まだまだ職人の目には敵いません。うまく融合させて、良い仕事に繋げないとね。