雨漏り修理で谷部の板金を交換しました。
めっちゃ近所の人から雨漏り修理を依頼されました。仕事の内容は雨漏り修理の定番とも言える、谷板交換です。
下見したときに見つけた穴をシリコンコーキングで塞いでみたら、工事の二日前に降った雨では雨漏りしなかったとのことなので、谷板の穴が原因なのは間違いありません。
両サイドの瓦を取り外してから、溜まった葉っぱを掃除して、谷板を取り外します。
で、その後の写真を取り忘れて完成です(笑)
新しい谷板を交換して、谷部周辺の瓦は見えないところで補強しながら葺き戻しました。半日くらいの作業ですが、これで数十年は大丈夫です。
築50年、僕と同い年の建物の瓦を葺いたのは父親です。
この建物は昭和47年に建てた家なので、僕と同い年の50歳。瓦を葺いたのは僕の父親です。お客さんから建てた当時の話を聞いたりしながらの作業となりました。50年経っても谷板以外に悪いところは全く無し。谷板は銅板なので傷むのは仕方ないことですが、それ以外になんともないのは瓦の耐久性の高さと、しっかりした施工をしてある証明です。ありがたいことに僕は曾祖父、祖父、父の仕事を見て、学ぶことができます。そして何よりも、代々仕事を受け継いでいるということを実感できることが、なんとも感慨深いものです。これからも仕事を通して100年以上に渡って受け継いだ、お客さんとの繋がりを大切にしていきたいと思います。
