地球温暖化とかいって、平均気温が上昇しているとかいってるんですけどね、そうなると何が起きるかっていうと、日本では降雪量が増えます。なぜなら海水温も上昇するから。
そもそも、日本海で発生した水蒸気が山の上で冷やされて雪として降ってくるということで、日本にはそんなに高い山がなくても、世界的に見ると降雪量が多い地域になるんですけど、海水温が上昇すると日本海で発生する水蒸気量が増えて、さらに降雪量が増すわけです。
もちろん平均気温が上がるので、雪が降る日数は少なくなる可能性もあるわけですが、今はまだそこまで気温が上がっておらず、むしろ一回の降雪量が増える傾向にあると思うんです。近年、今まではあまり量が降らなかった場所でドカ雪が記録されたりしてるのが、その現象なんです。って、まあこれは新潟県の関温泉スキー場で出会ったおじいちゃんの受け売りなんですけどね。
そんなこんなで、今まではそんなに雪を意識しなくて良かった地域でも、雪対策を意識したほうが良くなってきました。知多半島でもその傾向は強いです。
今回は屋根の上に雪止め金具を取り付ける工事を行ってきました。
現場は新築したときには隣に家が建っていなかったんですけど、しばらくしたら家が建ち、隣に雪を落としたくないってことで依頼してくれました。
雪が滑り落ちると、隣の家の敷地に落ちちゃいます。
↓こんくらいのフェンスだと、雪が落ちたときは簡単に壊れちゃいます。
屋根上から見ても、すぐに隣の家だってことは分かります。
そこで、瓦の二段目に雪止め金具を施工。
この雪止め金具は幅が広いタイプなので、雪止め効果がとても大きいです。
お隣に迷惑をかけるととんでもない金額がかかってしまうことがありますが、雪止め金具の後付け工事は、意外と安く簡単にできるので、一度、お近くの屋根屋さんに問い合わせてみてくださいね。
雪が降る前がおすすめですよー!