トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

未だに青年部の会議に出席する理由

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

僕が所属する(一社)全日本瓦工事業連盟青年部の中部ブロック会議に出席してきました。中部ブロックは静岡県岐阜県三重県、長野県、愛知県の五県で構成され、毎年、持ち回りで中部ブロック会議を担当し、令和5年度は静岡県での開催となりました。

開催地は静岡県の西、愛知県との県境にある浜松市。浜松といえば、スズキやヤマハといった、日本を代表する大企業が本社を構えますが、自然も豊かで浜名湖があります。浜名湖といえば鰻です。というわけで、一日目のお昼ご飯はうな重です。

うな重。松坂部長ごちそうさまでした。

いつもはケチな松坂部長が奢ってくれました。

令和5年度の中部ブロック会議は静岡県青年部の兄貴分、(一社)全日本瓦工事業連盟中部ブロック長の塚本さんの挨拶で始まりました。

塚本さんは人格者で、お話しも丁寧。とても分かりやすくも響くお話しをしてくれます。こういう人がリーダーにふさわしい人なんだろうな。

文化財の保存、維持に屋根屋は不可欠

会議自体は2部制で行われ、前半は静岡県文化財保存協会の代表、落合偉洲さんの講演『徳川家康公と久能山東照宮』で、文化財を保存、維持していくことの重要性と大変さをお話しいただきました。やっぱり屋根は大切ってことですね。

僕たちは悪徳業者に対して何ができるのか。

後半は『どうする瓦屋』と題してテーブルディスカッション。悪徳業者に対して、僕たちができることを話し合いました。僕自身は、自社、あるいは自分の屋根屋としての存在感を上げ、知ってもらうことで、素性のわからない訪問販売業者が訪ねてきたときに「知っている屋根屋に頼むから必要ない」と断ってもらえるようになるというのが、最も有効な手段だろうと考えているし、そういう思いもブログを書くことに繋がっています。

懇親会でも真面目な話を。

真面目な会議のあとは懇親会です。懇親会とはいえ、ほとんど業界の行く末、僕たちが進むべき道について話し合いました。会議では話す機会がない、けっこう踏み込んだ話しもして、あっという間の2時間。僕は酒席は苦手だけど、こういう充実した懇親会は大好きです。

全瓦連青年部 星副部長の中締め。星さんの人柄が伝わる中締めでした。

中部の仲間に会える数少ない機会が中部ブロック会議

本来ならとっくに卒業している51歳の僕が、未だに青年部の会議に出席しているのは、全瓦連青年部に出向しているからです。そろそろ卒業したいなと思うこともありますが、中部の仲間に会える数少ない機会なんですよね。飲み会は嫌いだけど、まだしばらくは出席させてもらえるみたいなので、嫌がられるギリギリまで出席しようと思います。