トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

雨漏り修理は原因究明が99%。だけど説明も大切。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

雨漏りの修理を依頼されると、手順としては雨漏りの原因究明が最初になります。原因究明が雨漏り修理の99%と言っても過言ではないと思います。原因を見つけたら、お客さんに説明して作業ということになりますが、僕は『説明』を丁寧にするようにしています。作業としては数分で終わることでも、原因を見つけられなかったら雨漏りは止まらないわけで、その原因こそ、お客さんに伝えるべきことだと思っているからです。原因と原因を見つけることの大切さ、原因を見つけるために必要な経験や知識に価値を感じてもらい、安心してもらいたいんですよね。

図を描くこともあります。

写真で説明できることもあれば、写真だけでは不足することもあり、そんなときは図を描きます。

図1

瓦があって、瓦棒があって、ルーフィングがあって、野地板があって、そこに釘が…って、まあ、写真で説明できないことはないような気がしますが、図を描けばさらにわかりやすいかなと。他の箇所だとなおさらだったりもします。

この部分

図1のアップ

お客さんの安心のために。

屋根屋が屋根の上でどんなことをやっているのか、お客さんは知るすべがほとんどありません。少しでも不安を取り除けるように原因を伝えることはもちろん、「丁寧説明してくれた」と感じてもらうこと自体も大切なことだと思うので、これからも続けていきます。