トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

限りある時間を幸せに過ごすために。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

人見知りだけど参加する忘新年会。

僕は人見知りなのに加え、屋根屋という職業上、大工さんと他数職種の職人さん以外とは、現場で会うことがほとんど無いので、たくさんの知らない人たちが集まり、わいわいと話しをする忘年会や新年会が苦手です。いつも直前まで「行きたくない。仮病で欠席しようか。」と悩みます。でも、半田市の(有)知多リホームさんの忘年会と、㈱藤井組さんの新年会だけは、なんとか踏ん張って行っています。

なぜなら良い人が多いから。

なぜこの2社だけ行くかというと、とてもシンプルな表現をすると、嫌な人がいなくて、良い人が多いからです。昔の職人の集まり、特に酒が絡むと、嫌な人や酒癖が悪い人が多かった。あるいは不潔な人とか。僕は子どもの頃からそれが嫌で仕方なくて、心情的に酒を好きではなくなりました。今でもそういう僕が苦手とする人たちはどこかにいるはずだけど、藤井組さんと知多リホームさんの周辺だけにはいない気がする。いつも知らない人の隣に座り、好きではない酒を飲むけど、この2社に出入りしている業者さんとは気持ちよく、楽しく過ごすことができます。それは僕以外も同じようで、藤井組さんの新年会で隣に座った左官屋さんが「藤井組さんの現場は楽しい」「他にはギスギスしている現場もある」と言っていたし、僕も同じことを感じています。そして、なんでこの2社には良い人たちが集まるんだろうかと考えると、結局は社長の人柄なんだろうなと思います。

限りある時間を幸せに過ごすために。

僕は時間という限りのある中で、しかも一生のうちの大きな割合を使うことになる仕事において、合わない人とは仕事したくないと思っています。合わないというのは極端な例で、普通に会話できて、普通に過ごすことができれば、それで良いのですが、それすらできない人とは一緒にいたくないということです。そして、それすらできない人は、大した仕事なんてできないと感じているし、たとえすごい仕事をするとしても、僕の幸せを売り渡すことはできないとも感じています。そして、そうやって出会った職人さんたちだからこそ、屋根のことでうちに直接、問い合わせてくれたお客さんにも、安心して紹介できるんですよね。