トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

猪苗代・達沢不動滝へ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

なんだか登り始めて3時間半ほど、9時半くらいに磐梯山を下山してしまい、日帰り温泉で汗を流すこともできずに途方に暮れる僕は、仕方ないのでレンタカーで観光することにしました。Google先生に「猪苗代 観光」で聞いてみると、出てきたのが『達沢不動滝』でした。うむ。滝は苦しうないぞ。今、暑いし。

レンタカーのヤリスに搭載されたトヨタの純正ナビでは、どんなに検索しても出てこないのでGoogleマップとYahooカーナビの情報を組み合わせて駐車場までのルートを設定し、レンタカーで40分ほどのドライブです。

goo.gl

最後は細い未舗装の林道に入り、10台くらいが駐車できる駐車場に車を停めて歩きます。

鳥居はくぐってもくぐらなくても、滝に行くことはできますが、なんかくぐらないと気持ち悪いので、一礼して鳥居をくぐります。くぐってすぐにあった看板がこれ。

明治維新戊辰戦争のときに新政府軍が旧幕府軍を追撃するために通った道らしい。旧幕府軍会津藩は武士としての生き様を見せ、最後まで江戸幕府側で戦い、薩長を中心とした新政府軍は錦の御旗のもとに旧幕府軍を追い詰める。どちらにも理のある戦争で、長く続いた徳川と武士の時代から欧米化し、欧米列強から日本を守る体制へと急激に変化していくためには必要だったのかもしれません。で、未だに会津=福島の人たちが、長州=山口の人たちのことを良く思っていないというエピソードが僕は好きです。

歩くこと数分。距離にして400m弱みたいですが、すぐに滝に到着しました。

鳥居には『達沢不動明王』と書いてあります。考えてみると不動明王なのに鳥居なんですね…。

肝心の滝はといえば、とても美しい滝でした。

高さ10m。幅16m。カーテンのように流れ落ちる、この日は豪快というよりも静かな美しさ。来て良かった。

お昼ご飯を食べた蕎麦屋さんのことも書こうと思ったけど、長くなったのでそれは明日のブログで。