別府を離れ、次の目的地の由布院に向かうも、由布院はすごい人出で、お昼ご飯を食べただけで通過。九重という地域に向かいました。九重は一部が『阿蘇くじゅう国立公園』になっている、火山と草原から成る、とても雄大な地域です。
次の日に九重の山を登ろうということで、目的の山に向かったわけですが、途中で『九重”夢”大吊橋』という看板を発見。こんな山の中に大吊橋って、なんかわからんけど頑張って造ったはずだということで寄り道してみることに。予定は未定のキャンピングカーの旅は、こういう自由こそが魅力です。
九重"夢"大吊橋
九重夢大吊橋は完全に観光目的として2006年に完成した吊り橋。1956年に「この谷に橋をかけたら、紅葉や滝を一望できるぞ」という声が上がったことがきっかけで、当然ながら多くの反対意見や課題を乗り越えて、50年もかけて完成に漕ぎつけたわけです。そら『夢』って名づけるのもわかります。
肝心の吊り橋はこれ!
けっこうすごい!全長390mで高さは170メートル超!
橋からは三本の滝が見えます。真ん中の一本は凍って氷瀑になっています。九州に氷瀑があるなんて知らんかった。
反対側の景色も素晴らしい!
確かに紅葉の季節なんて最高だろうし、冬も雪が積もったりしたら美しい景色が観られそう。
夢とロマンに乗っかろう。
九重”雪”大吊橋は渡たるのに一人500円がかかるし、もう営業終了間際だったし、すごく寒かったけど、けっこうたくさんの人がいました。おそらく税金を使って造ったものだと思いますが、この吊橋がめちゃくちゃ儲からなくても、きちんと利益を出して、採算が取れて維持できているのなら(知らんけど)、それってとても楽しいことだと思います。一人が言い出したバカげたことでも、三人が賛同すればなんとかなっちゃうみたいなことを言うし、最初からダメと決めつけることなく、夢やロマンに乗っかってみるのも良いし、僕はそういうのが好きです。