トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』は最初から最後まで激熱だった!

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

オープニングからエンディングまで激熱!

映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観てきました。映画化されたときには、正直なところ期待していませんでした。だって、昔のテレビアニメがアレだったからさ(笑)今回の映画化で声優さんが全て交代したことに異を唱える人たちが多かったみたいだけど、それはテレビアが好きだった人たちだよね。僕はテレビアニメが嫌いだったから、そこは何とも思っていなかったけど、あの数ヶ月を描いた名作漫画を、わずか二時間でアニメ化するのは無理だろって思っていたんです。

でも、映画TFSDにはやられました。奇しくも先日、ライブに行った、THE BIRTHDAYの曲に乗せたオープニングから激熱モードに突入です。悪者の雰囲気がプンプンするバースデイが、TFSDのために書き下ろした『LOVE ROKCETS』は湘北高校・問題児軍団(単行本9巻のサブタイトルが「問題児軍団」)の登場にバチッ!とハマりました。オープニングから湘北、井上雄彦先生の世界観に引きずり込まれ、エンディングまで一気に突き進みます。

その昔、竹内はバスケ部でした。

僕は中学生から大学生までバスケットボール部でした。でも高校1年生のときに一度、バスケを辞めました。原因はいろいろ。練習がキツかったとかではなく、イップスでシュートが入らなくなり、それをチームメイトにいろいろ言われたりして、嫌になったんだと思います。当時、3年生が抜けて、1・2年生の新チームになったときに、2年生の故障もあり、レギュラー5人中4人が1年生に選ばれ、僕もその一人だったのに。そのときはそれほどまでに嫌な思いをしたんだと思います。そして漫画『SLAM DUNK』の連載が始まったのが高3のとき。三井がバスケ部に戻る展開を読み、僕も大学に入学したら、もう一度バスケをやろうと決め、実際に大学のバスケ部でプレーしました。そういう意味では僕にとってスラムダンクは、とても思い出深い作品です。

蘇る山王工業戦。躍動する湘北メンバー。

映画は王者・山王と湘北の試合、あの最終戦が舞台です。そこに、これまで描かれていなかったエピソードが挿入されますが、僕は最初から最後までドキドキしっぱなしでした。試合展開もセリフも、全て知っているのに、にもかかわらずハラハラしてドキドキする。それは登場人物の動きを再現するアニメーションの技術とか、音とか、演出とか、全てが完璧に合わさってのものだったと思います。原作者の井上雄彦先生が監督と脚本をつとめただけあります。

原作を読んだ人も、読んでいない人も楽しめる。2022年最高の映画。

原作のスラムダンクを読んだことがある人はもちろん、読んだことの無い人が観ても、確実に楽しめます。なんなら読んだことの無い人のほうが、試合展開を知らない分、楽しめるかもしれません。あの最後のショット。あれを新鮮に観ることができたら、それは幸せなことだと思います。でも、あのときの桜木が何を言っているのか、それは原作を読んだ人にしかわからないから、そういう意味では読んでから観たほうが良いのかなぁ。2022年最高の映画は『トップガン マーヴェリック』だと思っていたのに、ここに来てTFSDが抜きました。

裏にも秘密が。