トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

にわかファンのススメ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

まさかドイツとスペインに勝つなんて!

2022年カタールワールドカップ、グループEでは日本が下馬評を覆し、ドイツとスペインという優勝候補二か国を撃破し、見事に決勝トーナメント進出を果たしましたね。

ドイツに勝ったときは、奇跡とは思わなかったけど、小学生の頃はサッカーをやっていて、40年に渡ってサッカーを見続けている僕にとっては夢のような時間を過ごすことができ、第二戦のコスタリカ戦では打って変わって落ち込みました。ところがスペイン戦ではまたもや強さを発揮して、勝ってしまうという最高の幸せもらうことができました。

ありがとう!森保監督!

『にわかファン』の存在。

ドイツに勝ち、絶賛した人たちが、コスタリカに負けたときに、見事な手のひら返しをしました。特に叩かれたのが『にわかファン』の人たち。あのドイツに勝ったのに、格下のコスタリカに負けるなんて、やっぱりダメだな!って感じだったんですかね?まあ、評論家の人たちも似たようなものだったと思いますけどね。

Twitterで拾った画像。キーパーのサイタマがツボる。

『にわかファン』こそ大切な存在。

僕はどんなことでも『にわかファン』こそ大切な存在だと思っています。スポーツのみならず、趣味においてもメジャーであればあるほど、多くのにわかファン、浅いファンがたくさん存在します。そして、ピラミッドの下の方、広い基礎の部分のにわかファンが、そのスポーツや趣味を支えているのが実情です。コアでマニアックなファンなんて、そんなにいませんからね。プロ野球の試合なんて5万人とか入ったりするけど、あんなのほとんどが浅いファンですよね。でも、その人たちのおかげで球場が満席になるわけです。

ところが、その基礎を支えているにわかファンを、マニアたちが「お前らわかってない」なんて、バカにする事態が起きると、にわかファン、浅いファンの人たちはそのスポーツや趣味を嫌いになっちゃうんですよね。せっかくならもっと好きになってもらえばいいのに。

にわかファンが大切なのはスポーツや趣味だけじゃない。

スポーツや趣味だけじゃなくて、いろんなことにも言えると思います。僕は瓦という歴史ある建材を扱っていて、しかも職人で、ともすると「屋根は和瓦で棟を積むもんだろ!」なんて言ってしまいそうになるし、若いころはそんな風に思っていたかもしれません。でも、今は瓦を使ってくれるだけで、あるいは興味を持ってくれるだけでも嬉しいなと思います。どんな仕事でも、一人でも多くのにわかファンを得ることが大切なんですよね。