トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
シーズン初戦は須坂米子大瀑布スカイレース、30キロ。
2022年シーズンの初戦、須坂米子大瀑布スカイレースに出場するために、長野県は峰の原高原に来ました。
須坂米子大瀑布スカイレースは距離が30キロと、それほど長くないため、スタート時間は9時になります。当日は雨の心配をしていたのに、なぜか晴れ。日差しは強くとも、高原の風は涼しくて心地よく感じます。
受付を済ませ、諸々の準備とアップを完了し、8時40分くらいにスタートゲート近くに並びます。
カウントダウンの後、9時ちょうどにスタート。スキー場の初心者コースを走って登ります。北信濃トレイルフリークス主催の大会はスキー場を登らされるんですよね(笑)
体調不良のまま、荒れたトレイルで一気に小根子岳山頂へ。
2キロほど走るとこんなところが。完全にぶっ壊れとるがな(笑)
実はすでにこの辺りで体調に異変を感じていたんですよね。汗はすごいし、心拍数は爆上げだし。なんかおかしいと思いながら走り続けていました。
須坂米子大瀑布スカイレースの最高到達点は小根子岳山頂で、スタートからいきなり標高2127メートルまで登り続けます。
常に標高1300メートル超えで走るとはいえ、とにかく心拍数が高いままで、登りのペースもキープできず。途中で休憩するハメになりました。平地は速くないけど、登りでこんなに抜かれたのは初めて。フラフラになりながらもなんとか小根子岳山頂に到着。
すでにぐったりしているのに、空元気で写真だけ撮ります。
襲い掛かる胃と腰の痛み！
そしてここから米子大瀑布までの下りがキツかった！大好きな下りなのに、下りの衝撃で胃が痛い！腹筋で衝撃を抑え込みながら走るも、痛くて仕方ないので歩くことになります。この一週間、お腹の調子が悪かったダメージが出たようです。平地も下りも走ると痛いので、ちょっと走っては歩くのを繰り返し、そうこうしているうちに腰も痛くなってきます。この状態でさらに下り、同じルートを登り返すのか…。19キロ地点のエイドステーションでのDNF(リタイア)も頭をよぎります。
一度はDNFを決めるも再スタート。
必死の思いでエイドステーションまでたどり着き、立て続けにコーラを3杯飲み、トレランポールを支えに苦しんでいると、スタッフの方が声を掛けてくれて、椅子に座らせてくれました。「まだ時間はあるけど、無理はしないでくださいね」そう、時間はたっぷりあります。でも、この先、この体調で登り下りができるんだろうか。無理だろ。DNFだな。一度はそう思ったけど、時間はあるんだから歩いてゴールすることはできるはずと、リスタートを決意。ボトルに水を補給して、バナナを食べ、スタッフに声を掛けて歩きだしました。
長くなったので次回に続きます。
