トライアスリート屋根屋兼リバーガイド、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
三日目も早朝から。
夏の北海道、阿寒での三日目も4時半に起きました。平日より休日のほうが起きる時間が早いのは、すでに30年近く続いている習慣です。だって、長い時間、遊びたいから(笑) 目覚ましが鳴り、一日で雄阿寒岳と雌阿寒岳、阿寒富士と登ったダメージが残る体を無理やり起こし、カーテンを開けるとエゾシカの親子が歩いていました。さすがは阿寒。
歯磨きして着替え、5時20分くらいにロビーに下り、下澤さんと合流します。5時半前から遊ぶってね(笑)
アウトドアガイド『阿寒ネイチャーセンター』
お迎えにきてくれたハイエースに乗り、向かった先は『阿寒ネイチャーセンター』です。
阿寒ネイチャーセンターは、夏はカヌーやトレッキング、冬はスノーシューや氷上散歩等のアウトドアの遊びをガイドするお店。僕がバイトしている青空ファンと同じ感じですね。なので、同業者にガイドをお願いすることになります。今回は『カナディアンカヌーで行く阿寒湖早朝散歩』というコースです。
阿寒ネイチャーセンターで必要書類にサインして、ライフジャケットを着用し、車で移動すること数分でスタート地点付近に到着します。二週間前に熊が出没した場所から湖畔までは、森の中を数十メートル歩きます。
早朝カヌーツアースタート。
さっそくカヌーに乗って、面ツルの湖に滑り出します。
東はもやがかかっているのに、西は晴れています。いずれにしても素晴らしい景色。
豆から挽くコーヒーが美味い。
途中の休憩ではガイドの安井さんが豆から挽いたコーヒーを淹れてくれます。
このコーヒーが素晴らしく美味い。挽くところから見ていましたが、豆はよく膨らみ、淹れ方も丁寧。さらに道具もおしゃれで、安井さんのコーヒー好きがよくわかります。
朝6時前から1時間45分ほど、早朝の湖上散歩はとてもゆったりと素敵な時間でした。いつも激しい川で遊んでいる僕ですが、こういうゆったりしたカヌーも良い、あるいは今の年齢になると、こっちのほうが合うかもなと感じました。
早朝カヌーは阿寒湖で最高のアクティビティかも。
もしかすると今回の阿寒で一番のアクティビティは早朝カヌーだったかも。僕の普段の遊びはトライアスロン、トレイルランニング、激流、クライミングといった、激しいものが多いのですが、湖のカヌーにはまったく激しさはありません。体力も要らないので、誰でも楽しむことができます。特に北海道の湖には本州の湖にはない、独特の雰囲気があり、それを感じることができます。また、早朝からのツアーなら、ツアー後もチェックアウトまで時間があるので、阿寒湖に一泊するだけでも参加することができます。興味のある人はぜひ、阿寒ネイチャーセンターまで。