Netflixでアニメ『寄生獣セイの格率』を観ました。なんか「セイの格率」とか追加されていますが、原作はもちろん、漫画界の超傑作『寄生獣』岩明均著です。
原作の寄生獣なんて、何回読んだかわかりません。最後に原作を読んだのは何年前かな。数年前に読んだとは思いますが、何度読んでも面白いんですよね。1988年から1995年にかけて、モーニングとかアフタヌーンといった漫画雑誌に連載され、当初は数話の読み切りのはずだったのに、あまりの反響の大きさに、急遽、連載が始まったという作品です。
物語は謎の寄生生物が、高校生の新一の脳への寄生に失敗し、右手に寄生するところから始まります。話しがめちゃくちゃ込み入るので説明は省きますが、人間が生きること、食べること等、他の生物との関係が、寄生生物の存在を通して描かれていて、いろいろと考えさせられる作品です。
Netflixで配信されているアニメは2014年に日テレ系でテレビ番組として制作されたようですが、よくこんな問題作をテレビで放送したものです。あまりにもエグいところは映像化されていないと思いますが、それでも充分にエグい作品に仕上がっています。同じく2014年には染谷将太さんを主人公に実写映画化されましたが、こちらはさすがに、かなり控え目な映像でしたが、原作のファンとしては、CGによるパラサイトやミギーの再現に萌えたものでした。
本当は原作を読んでもらいたいのですが、なんせエグいし、さらになんせ画が下手なので(笑)、画の下手さが相まってエグさ倍増なので、まずはアニメをオススメします。Netflixに加入している方はどうぞ。