トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

災害時の事業継続計画について。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

f:id:yoshikixx:20210717192315j:plain

日本という災害の多い国に住んでいる以上は、災害に対してゼロリスクということはありません。

(一社)全日本瓦工事業連盟青年部の全国部長会議に、全瓦連青年部の役員として参加しました。今回の全国部長会議は、台風や地震といった大型災害に襲われたときに、どのようにして会社を継続させるか、という勉強会でした。『災害時の事業継続計画』というものです。

 

香川大学の磯打先生を講師にお迎えし、40名ほどがリモートで真剣に勉強します。

f:id:yoshikixx:20210717192630j:plain

なんと日本の全人口の7割が災害に対して危険な場所に住んでいるらしいです。うちの辺りなんて、南海トラフ地震とか東南海地震とか、子どもの頃から「明日、来てもおかしくない」と言われ続けて50年ですからね。地震だけでなく、台風や豪雨による水害も考慮すると、日本では多くの場所が危険な地域になります。

 

大きな災害が起こったときに、会社の代表者として、どんな判断をするべきか。

f:id:yoshikixx:20210717193125j:plain

正解は無いけど、想定しておくことで、実際に被災したときに、想定を現実に合わせて修正することで、より早く対応できるはず。

f:id:yoshikixx:20210717193309j:plain

常滑市という狭い範囲で考えても、ほんの少し離れるだけで、災害に対するリスクは高さも種類も違ってくるので、自社のことをきちんと検討することが大切です。

夜に被災した場合、社員は出勤できるか?あるいは仕事中に被災した場合は帰ることができるのか?帰すべきなのか?

f:id:yoshikixx:20210717193501j:plain

屋根屋と災害は切っても切れない関係です。すぐに大量の仕事が舞い込むことは目に見えていますが、社員が出勤できない状況で、どんな対応ができるのか。対応できるとして、その順番は。考えることは多岐に渡りますが、多岐に渡るからこそ、事前に考えておくことが大切です。

 

屋根誠は零細企業ではありますが、各地の災害に復旧の応援で出向いた経験を持っています。実際の経験を、うちの辺りの状況に照らし合わせ、事業継続計画を作ってみようと思います。