技能グランプリで僕たちが何をしたかと言うと、架台の設営と撤収です。
正直言って、見たこともないものを作るというのは、教えてくれる人がいるとはいえ、かなり不安がありました。
こんなふうに架台ごとに番号が振ってある部材がまとめられています。
まずは土台の枠から。
土台の上に垂木代わりの三角形をいくつも置きます。
屋根の頂点からコンパネをビス留め固定。
ルーフィングを貼り、瓦や副資材を置いて準備完了。
瓦の枚数は何度も数え直しました。あ、地味に大変だったのは何種類ものビスの本数を間違いなく袋詰めすること。使えるビスの本数も決まっているんです。
他の競技の準備も見ましたが、かわらぶきが一番大変なのは一目瞭然。
和裁なんて畳二畳に座布団一枚ですよ。
設営は朝早くに集合だし、撤収は日曜日の午後だし、ちょっと大変だったけど、技能グランプリなんていうとんでもないことに携われたのは、嬉しいことでした。最後に作品を見るという特権もあったしね。