トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

日本のカーボン屋・YONEXの厚底ランニングシューズ『セーフラン100』がマイルドで走りやすい。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

昨今のランニング界といえば、ナイキの厚底シューズが席巻していて、他メーカーもこぞってカーボンプレート入り厚底シューズを発表しています。僕はといえば足裏が繊細なので、ナイキやHOKAのようなぐにゅぐにゅした感じのする、足裏、特に土踏まずにフィットしてくるような靴が苦手で、すぐに足裏が痛くなるので履けませんでした。

それでもランニングシューズは何かしら履かないわけにはいかなくて、adizero JAPAN3がモデルチェンジして以降は、とにかく足が痛くならないという条件で選ぶのみでした。そろそろ新しいランニングシューズを買わないといけないと思っていたときに、あつまる施術院の大林先生から教えてもらったのがYONEXの『セーフラン100』。

yonexshop.jp

ヨネックスが?ランニングシューズ?使えるんか?と思うのは当然ですが、考えてみると、ヨネックスはバドミントンやテニス、ゴルフの靴はずっと作っています。バドミントンやテニスなんて言ったら、かなり激しい動きをするわけで、ノウハウは持っています。さらにヨネックスといえばカーボン屋です。ナイキやHOKA、アディダスとはカーボンを扱う年季が違います。他のメーカーにはできないことも、ヨネックスならできちゃうわけです。

 

名古屋でセーフランを置いてある店といえば、ラン・ウォーク・スタイル。

www.run-walk.jp

試着させてもらって、即購入しました。

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間違ってもかっこよくありません(笑)でも、裏側の穴からはカーボン屋のカーボンを見せています。

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作りとしては、いわゆる厚底です。

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ただし、ナイキみたいにつま先が下がっている感じはしなくて、ナチュラルです。

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実際に履いて走ってみると、走り心地はナチュラルで、無理がありません。フォアフットで走ってみても、ナイキみたいに踵が押し出されるような感覚はありませんが、素晴らしい安定感とクッショニングです。カーボンプレートの効果はとにかくナチュラルでマイルド。ナイキみたいに「ここ」というポイントがあるわけでなく、靴に合わせる必要はなく、どんな走り方にも対応するといった感じだけど、ペースは上がります。特に反発力を感じたのは坂道ダッシュ。しっかりと入力すると、その力を返してくれる感じです。メーカーの推奨ペースはサブ4から完走となっていますが、そんなレベルの靴ではないと思います。

 

なによりも嬉しかったのが、弱点の右足内側くるぶしの下、土踏まずの上のあたりに痛みが出ません。どうしても痛みを探してしまいますが、ぜんぜん痛くない。こんなことは久しぶりです。初日に30分のジョグと流しで痛みが無かったので、次の日は60分のラン。普段、靴紐をきつく締めると、土踏まずが圧迫されて痛みが出るので、ゆるゆるで靴を履いて走っていましたが、あまりにも調子が良いので、靴紐をきちんと締めて走ったところ、やっぱり痛みはゼロ。痛みなく走れるのが嬉しくて、思わず笑みがこぼれるほど。見た目はアレだけど、ヨネックスってすごい。さすがカーボン屋さんです。 

 

ちなみに、ウイメンズモデルはメンズモデルよりはマシなカラーリングになっています。