トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

漆喰は取り除いてから塗ったほうが長持ちします。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

瓦屋根の漆喰を塗り直してきました。

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塗り直す前の状態はこんな感じで、ところどころ剥がれてしまっています。

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こうなると、雨が土に当たるようになるので、棟が壊れやすくなってしまいます。また、一か所が剥がれていたら、他の部分も同じような状態であることが多いので、全体を塗り直したほうが良かったりします。まあ、その辺りは点検した際に判断しますけどね。

 

漆喰を塗り直す場合、うちでは残っている漆喰を取り除きます。

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取り除いてから

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鶴首という小さいコテで塗ります。

そのまま上から塗ることはできるし、取り除くのは手間なんですけど、古いものは残っている部分も剥がれかけているので、取り除いてから塗ったほうが長持ちするんです。

手間がかかるということは、予算も余分にかかりますが、少し割高になるだけで、何倍も長持ちするので、比べるまでもありません。

漆喰の塗り直しを依頼する際は「古いのは取り除いてください」と伝えてくださいね。