トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

それじゃあ屋根屋さんは困るじゃない、とお客さんに言われたこと。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

僕は屋根屋として、一貫して屋根材は瓦が良いと書き続け、言い続けてきましたし、これからも瓦以上の屋根材が登場しない限り、同じことを書き、言います。

先日、屋根の点検を依頼してくれたお客さんに、特に問題ないことを伝えてからお茶をご馳走になりながら、僕のメインの仕事とも言える、屋根材の違いによるコストや建物の寿命について話しました。

化粧スレート(コロニアル等のカラーベスト)やガルバリウム鋼板の屋根と、瓦屋根では、屋根材自体も建物も寿命がまったく違うことを話しているときに言われたのが、タイトルの言葉です。

 

「それじゃあ屋根屋さんは困るじゃない。商売にならないでしょ?」

 

その通りです。化粧スレートやガルバなら10年に一度の塗装で、定期的な売上に繋がるし、なんなら建物の寿命も短くなりますが、瓦だとせいぜい漆喰を補修する程度で圧倒的に長持ちするので、定期的な売上にはなりません。はっきり言って商売的には困ります(笑)

 

それでも僕は瓦をおすすめします。だってこんなに長持ちして美しい屋根材は他にありませんからね。屋根は瓦が最もお得で美しいのです。

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