1年に一度、御礼参りとして神宮に詣でます。んー、伊勢神宮ではなく、神宮、もしくは皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)です。正式名称が神宮。やっぱり日本人なので、神宮は他のどことも違う場所です。なんかパワースポットとかぬかす人たちがいますが、神宮はそんなチャチな言葉で表現されるべき場所ではないので、もう少し学んでほしいなと思います。っていうか、国史(日本史)の授業できちんと勉強するべきですよね。
で、本当は年末年始に詣でたいところではあるんですけど、とにかく年始は凄い混雑になるので、年末に詣でることにしています。
内宮に詣でるときといえば、おはらい町。おはらい町といえば瓦です。赤福さんの建物の軒瓦には『赤福』と書いてあるし、他の建物にも洒落がたくさんあります。
たとえばこの建物。
食器屋さんの軒瓦には、暖簾と同じ模様が描かれています。みんな気づかないんかな?
例えばこの建物。鬼瓦が全て違うものになっています。正面から見えるのは二つ。
奥にあるのは餅をつく兎と古代鬼面。これは瓦関係の人以外が気づくことは無いと思われます。
この建物も好きです。一見、普通の感じなんですけどね。
違う角度から見ると、錣屋根なんかな?屋根がぐいーっと伸びて見えるんです。かっこいいわ…。
このお寺の山門。向かって左の鯱が新しくなっていました。
この鬼瓦。実は葺き替えのときに、古い鬼瓦を焼き直して使っていると思われます。
まだまだたくさんあるんですけど、キリがないのでこの辺にしますが、おはらい町は屋根を見ているだけでも楽しめます。食べ物もいいけど、屋根もたまには見上げてみてくださいね!