トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

IZU TRAIL Journey 2018 A2仁科峠からA3土肥駐車場、そしてゴールへ!

トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の竹内です。

 

IZU TRAIL JourneyはA2仁科峠からA3土肥駐車場、そしてゴールへとむかいます。

 

A2仁科峠には選手がたくさんいました。昨年はとにかく寒くて、ダウンジャケットとレインジャケットを重ね着した場所ですが、この日は冷え込みもそれほどではなく、レインジャケットを羽織っただけでした。ここではITJ名物ともいえる、塩鰹うどんを食べられるのですが、20名ほどの行列を前に諦めました。前年は二杯食ったのに…。仕方ないので、またバナナとかみかんを食べてごまかし、女房とともに待っていた小夏さんと戯れてから、菊田さんと再スタート。仁科峠からは本当に美しいコースが続きます。

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これさー、実際に見ないと伝わらないんですよね。本当に美しくて、地元・静岡から出場している菊田さんでも感動していました。天気が良いと、さらに富士山が見えるんですからね。日本でも最高のコースなんじゃないかな。

A2からA3までは11キロほどしかないので、美しい景色を見ていると、あっという間にたどり着きます。いや、1時間半くらいはかかりますけどね。

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A2土肥駐車場

ここも選手がたくさんいますが、けっこう疲れている選手もいます。それでも寒くないから、選手たちの顔は昨年とは比較にならないほど明るく感じます。ここでは猪汁を二杯。あったかいものは美味い!さらにバナナとみかん(また)を食べ、メダリストのドリンクを補給。粉飴ジェルももらおうと思ったら、すでに品切れしていました。走っている途中の補給は持参した粉飴ジェルと、エイドでもらう粉飴ジェルで予定していたので、IRONMANグレに引き続いての補給計画崩壊です。

菊田さんに「ジェルがなかった」と話すと「僕ので良ければ」と言って、ショッツとマグオンをくれました。ありがとう菊田さん。この二つのジェルで完走できたと言っても過言ではありません。

 

土肥駐車場を後にした僕と菊田さんは再び美しいトレイルを進みます。この辺りから僕の膝は限界を迎えつつありました。

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途中、階段が続く区間があり、ここが膝に対して大きなダメージを与えました。土肥駐車場から4.9キロの戸田峠チェックポイントに到着するころには辺りは暗くなり、ヘッドライトを点けてのランになりました。僕は戸田峠のトイレに寄ることにして、余力を残す菊田さんには先に行ってもらうことにしました。実際、僕の膝は走り続けることが難しい状態になり、菊田さんのペースには着いていけなくなっていました。

戸田峠からは、ほぼ下りです。痛む膝に下りは本当にキツい!数百メートルを走ると、痛みでしばらく歩く、というのを繰り返しました。

 

最後のチェックポイント、だるま山高原レストハウスでは再び女房と小夏さんと合流。喜びながらぶつかってくる小夏さんはかわいくて、周辺のスタッフやボランティアの方々にも大人気でした。

 

最後の上りを終え、ひたすら下ります。右膝にはするどい痛みが走るようになります。けっこうヤバい種類の痛み。それでも時計を見ると、なんとか昨年のタイムを短縮できそうな感じなので、騙しだまし走ります。いてー、いてーと唸りながらも、走っているときは、周りの選手よりも速いので、順位は上がっていきます。

 

ついに最後のロード区間3キロに入ります。ロードはなおさら膝が痛いwけど、行けるところは行く。意外と走れる。走っているときのペースは5分/kmを切るペース。70キロも走ってきてから、よくこんなペースで走れるもんだわ。ろくに練習していないのに。

ついに修善寺の温泉街に入りました。

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そして、ついに輝くゴールゲートが!

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ゴール!

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長いようで短い旅の終わり。タイムは12時間18分くらいで、前年の記録を10分ほど短縮しました。

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あー、きつかったー!痛かったー!でも、ゴールできてよかった!

 

今年のITJは前年よりもずっと条件が良くて、寒くなかったけど、練習不足と膝の痛みで苦しみました。来年も出場するかもしれないけど、そのときはしっかりと練習を重ねてきたいと思います。

 

ITJはとにかく走れるコースです。しっかりと練習しれいけば、最後まで楽しく走れますが、それでも獲得標高4,408メートルは伊達ではありません。美しいコースと旅を楽しむためにも、練習してから出場しましょうね!