トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

バッテリーの進化で、道具がコードレス化されて便利になった。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

古い建物の屋根を修理するときに、瓦の大きさが合わないというのは当たり前。かといって、大きさが合わない瓦をそのまま使うわけにはいかないので、欠かしたり、切ったりして大きさを合わせます。欠かすときには瓦用の金槌=瓦鎚や、タガネという瓦用の鑿(ノミ)を使いますが、僕が働きだしてからはグラインダーで切るのが普通です。グラインダーにはダイヤモンドが散りばめられた刃が付いていて、刃が高速で回転することで硬い瓦を切っていきます。

 

電動工具の進化には目を見張るものがあります。というか、バッテリーの進化が凄くて、いろんなものがコードレス化されてきています。グラインダーも同じで、数年前まではコードを繋いでいたのがコードレス化され、とても使いやすくなりました。

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職人の使う道具はマキタが多いけど、うちはなぜか昔から日立です。

地上で使うならコード付きでも良いのですが、屋根の上ともなると、わずか数枚の瓦を切るためにコードを上げるのは、とても面倒くさく感じていました。ところが、コードレス化されたことにより、これ一つ、持って上がるだけで作業できるようになりました。けっこう革命的です。ただ、バッテリーが弱っていると、すぐに充電が切れてしまうが困りますけどね。あ、もちろん、使うときは軍手は外しますよ。

 

ちなみに瓦を数枚、切ると作業服はこんな感じ。

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身体の右側で切るので、右脚だけが真っ白w

仕事関係での僕を知らない人にとっての僕といえば、けっこうシュッとした雰囲気だと思いますが(自分で言うヤツ)、現場ではこんなふうに埃にまみれて仕事しています。

 

充電式の工具が増えたのは嬉しいことなのですが、バッテリーの値段が高いのが困りもの。ネットで検索したら工具メーカー純正の半額以下で、互換性のあるバッテリーが売っているので、人柱としてw今度はそれを試してみたいと思います。