平成29年も年の瀬ですが、まだまだ台風関係の修理依頼に応えています。が、数件は年をまたいでしまいます。本当に申し訳ありません。
うちから比較的近くにある公会堂も、常々、雨漏りしていたということで、台風を機に修理依頼を頂きました。屋根に上がってみるとひどい状態で。
瓦の縦の足がバラバラで、横も無理やり置いてあるって感じです。
めくってみると…
しっかりと雨が入った形跡がありました。ここまではっきりしていると分かりやすいです。雨漏りの原因も、きちんと葺かれていないということなので、一枚いちまい、大きさを合わせながら葺き直しました。だいたい2㎡くらいかな?
そんで葺きあがったのがこれ。
これ、一応、同じところを写した写真です。
僕が葺き直す前の状態は、以前の台風で瓦が飛んだときに、おそらく屋根屋じゃない人が、なんとなく並べてみたって感じだったんですけど、瓦を数枚、大きさを調整しながら入れ替えて、葺き土の量も調整すると、これくらいにはなります。やっぱり綺麗に葺かれているというのは、雨仕舞にとっても大切なことなんです。
瓦屋根の修理は、瓦を葺ける屋根屋さんや、そういう屋根屋を使っている工務店や大工さんに依頼してくださいね。