三日連続で岩月鬼瓦さんのことです。だって、知らないことばかりなんだもん(´・ω・`)
知らないことを知ったら、読んでくれている人たちにもおすそ分けしたいじゃないですか。
鬼瓦を磨く技術
岩月鬼瓦さんにはこんな鬼面の鬼瓦があったのですが↓
現在は経ノ巻という鬼瓦を作っていました。
経ノ巻っていうのは↓こういう形の鬼瓦で、頭に乗っている丸い筒型が、お経の巻物に似ていることから、そう呼ばれています。主にお寺や神社の屋根に使われますが、北陸では一般の家でも使います。
鬼師kumiさんの計らいで、粘土状態の鬼瓦を磨くところを見せてもらえました。鬼瓦の工房にはちょいちょい行きますが、実は磨く作業を見せてもらうのは初めて。
磨く、というから布で磨くのかと思ったら
金属のヘラで磨くんです!
それも、見る見るうちに綺麗になっていきます!
へー!へー!って感じで、ボタン連打ですよっΣ(・ω・ノ)ノ!
葺き師である僕にとって、作り手さんの仕事というのは、身近なようで知らないことばかり。少し見せてもらうだけでも、とても面白いです。勉強になるというよりも、単純に興味本位で面白い。そのくらい、かけ離れた世界を見ている感じです。
鬼師の世界はやっぱりすごく面白いので、ぜひ、一人でも多くの人に知ってもらいたいと思って、今日のブログを書いてみました。
また、面白いことが見つかったら紹介しますね。
ではでは。