奈良では定番の東大寺大仏殿に参拝してきたわけですが、もう一寺、元興寺にも参拝してきました。
はい。朝ランのときに訪れたら、まだ拝観時間になっていなくて、参拝できなかったお寺さんです。
なぜ、何回も元興寺に行くかっていうと…
元興寺の瓦がめっちゃ古いから!
日本最古の瓦だから!ですっ( ゚Д゚)クワッ!!!
世界文化遺産に登録されているにも関わらず、世間一般では無名といってもいい元興寺ですが、まあ、京都や奈良のお寺さんとしては小さい部類に入ります。場所も住宅街の一角にあるので、看板を見逃すと、ほぼわかりません。
山門はこんな感じ↓
本堂にあたるんでしょうか?極楽堂です↓
注目すべきはここ↓極楽堂の北と西、禅室南の東側の屋根瓦です。
色が違うのがわかると思います。
拡大すると
この瓦のうちの数枚が、なんと1400年も前の物なんです!
飛鳥時代の職人さんが作った瓦が、屋根の上で未だに働いているなんて、胸が熱くなりますよ…。
何度も何度も葺き替えをしているのですが、そのたびに使える瓦を選別して再び使うということを繰り返しているうちに、いつの間にか1400年という時が流れていたようです。
奈良という町は京都よりも歴史があり、法隆寺をはじめとする、昔からの建物が残っていることは誰もが知るところですが、こういうとんでもない瓦もあったりします。
東大寺大仏殿からだと車で5分程度なので、奈良に行く機会がある人は、ぜひ一度、訪れてみてください。
ではでは。