奈良編の続きです。
一般社団法人全日本瓦工事業連盟青年部全国部長会議(長い)の後、もう一つの予定を済ましたのが15時ころでした。そのまま帰っても17時半は過ぎてしまうし、そうなると職人さんたちの顔を見ることはできないので、それならせっかくだからということで、東大寺金堂(大仏殿)に参拝してきました。
大仏殿には正面の南大門を通って入るのが普通ですが、今回は時間の都合上、南大門は端折って、東大寺ミュージアムの北側から入ることに。
東大寺の西にあるコインパーキングに車を駐車して歩くと、生活道路ですが、なかなか良い雰囲気の通りがあります↓
↑こんな蕎麦屋さんがあったり
↑こんな門に松があったり
↑こんな洒落た杮葺きの門があったりします。こういうのは、観光マップに載っていないので、わざと道を外れてみると見つかったりします。
壁の強度を上げるために、瓦が埋め込んであります。熱田神宮の信長塀と同じ理屈です。
拝観料800円を払って、久しぶりに東大寺の門をくぐってみると
やっぱりでかい!世界最大の木造建築ってすごい!
小学生のころの修学旅行で来たときの印象とはまったく違い、とにかく感動します。
大仏さんもやっぱりでかい!
大仏さんの周りを、大きな仏像を見ながら回っていくと、大きな鴟尾(しび)がありました。
みんな見てないけど、それ、屋根の上に載ってるやるつだぞ!めっちゃすごいやつだぞ!
ちゃっかりと御朱印帳を持って行ったので、東大寺大仏殿の御朱印を頂きました。
華厳と書いてあるようです。
大仏殿から退出していく通路から、再び見上げてみると、大仏殿と人間の大きさの違いが良くわかる角度になりました。
むう。でかい。今から1300年くらい前に、こんなの建てたなんて…。
大人になってから、こういう場所を訪れてみると、思わぬ感動に出会えるものです。建築に興味の無い人でも、ここなら必ず感じるところがあるはず。実は僕は京都よりも奈良のほうが好きだったりして…。
奈良、とても面白いです。
ではでは。