強風の中をランしてきました。5分/kmというゆっくりペースでも、向かい風なので心拍数は165まで上昇(笑)
良い練習ができました。
瓦がこんなにずれても雨漏りは止められます
まずは写真をご覧ください。
棟際の瓦がガタガタなのがわかると思います。アップにすると↓
瓦が完全に下がっていて、下の土が見えている部分が多数。
屋根の上からお客さんに「雨漏りは10年くらい前からですか?」と聞くと大当たりで、お客さん「なんでわかるの!?」と驚いていたのですが、過去の経験から、こんくらい下がっているということは、そんくらいかなとの予想が当たったに過ぎません。
ちなみに反対側の面はこんな感じ↓
綺麗なものです。毎回、不思議なんですけど、ずれるのは切妻の片側のみということが多いです。
実はお客さんは葺き替えしかないと考えていたようですが、僕はこのくらいなら雨漏りを止められるはずだと伝えました。もちろんラバーロックなんて不要です(笑)
葺き替えと修繕だと、金額に20倍くらいの差が出ます。そりゃうちの会社としては売上が大きいほうが良いんですけど、止められる雨漏りを止められないと嘘をついて儲けるっていうのは、職人としての誇りが許さないんですよね。
こないだも、何社も他業者に見てもらっても、葺き替えしかないと言われて困っているというお客さんから連絡があったのですが、実際に見てみると、完全には無理かもしれないけど、ほぼ雨漏りは止められるんじゃないかなと判断できる家がありました。
売り上げも大切だけど、世界に誇る職人の心意気とか誇りっていうのも大切にしたいものだと思います。
ではでは。