トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

雨漏りはバルコニー

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

女性から筋トレとかダイエットについて、ちょいちょい質問されます。

自転車が良いですよって言うと、脚が太くなると言いやがる(´・ω・`)ガッデム

ならへん。ならへんわ。ということを、いつか書こうと思いました。

 

バルコニーからの雨漏り

そう。雨漏りといえば屋根からというのが普通です。普通なんですけど、意外と屋根以外からの雨漏りも多いのです。

 

屋根以外で一番、雨漏りが多いかなと思うのがバルコニーです。築20年以上になると、バルコニーのある家は少ないと思います。ですが、バルコニーがある家で築20年以上になると、ほぼ雨漏りします。はい。ほぼ100パーセントです。

 

ただし、これはバルコニーが一階の部屋の上部にある場合で、↓みたいに建物の外に持ち出されていいる建物は除きます。(写真はYKK APさんのHPから)

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なぜ、バルコニーがあると雨漏りするかというと、いわゆる防水の耐久年数を超えて、穴が空いてくるからです。おそらく、家を新築するときに、防水部分の雨漏り補償は10年になっていると思います。なぜなら10年を過ぎると、接続部や接着部に穴というか、隙間が空いてくるからです。これはシート防水でも鋼板防水でも同じです。

瓦屋根に関しては、数十年経っても雨漏りするとは限りませんが、防水はほぼ100パーセントの確率で雨漏りするので、雨漏りしていなくても10年くらい経ったら、防水工事をする必要があるので、ご注意ください。

そもそも、僕はバルコニーを作りたいのであれば、↑の写真のような、持ち出しタイプをお勧めします。これだけでも、かなり雨漏りの可能性を下げることができます。もちろん、施工や構造がきちんとしている、という条件はつきますが。

 

そして、バルコニーからの雨漏りで、防水以外に原因になりやすいのが、手すりの接続部です。

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↑塗装が剥げてきているあたりに隙間があるのと、ビスが浮いているのがわかると思います。

違う角度から見ると↓

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隙間がばっちりです。

意外なことに、こういう隙間からけっこう水は侵入していきます。

こちらのお宅では、見事にこの真下の天井にシミができていました。

 

家にバルコニーがある人は、10年を超したら、一度、点検してもらってくださいね。

 

ではでは。