トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

元左官屋さんのお客さんと、職人同士で話しました。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

今日も修理で屋根に上ってきました。

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家紋入り8寸影盛台付です。デカいっす。これは離れの鬼瓦で、母屋の鬼瓦は、もう一回り大きくて、鬼瓦の雲の脚の部分がシュッとしてました。

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半日、休憩無しで仕事して、13時近くに屋根から降りると、お客さんが出てきたので、状況を説明しました。お客さんは昔、左官屋さんをやっていたとのことで、職人同士のほうが本音で話すことができて面白いし、なによりも詳しい話しをすることができます。

棟の瓦の積み方の過去と現在、瓦の捻じれについてや葺き方の変化。鬼瓦を使う仕事が激減していて、和型を葺ける職人がいなくなっていく現状。

 

まだまだ若造だった頃は、先輩の職人さんと仕事について話すということは、とても勇気が必要でした。それは経験も実績も、自信も無いんだから当たり前のことです。とおろが、いつの間にやら四十歳台も真ん中になった自分は、先輩に対して臆さずに、自然な感じで話せるようになっていて、それがいったい、いつ頃からなのかはわかりませんが、とても心地よいものとして感じるようになっていました。

 

わずか10分か15分程度だったとは思いますが、先輩の職人さんと、世代を超えてお話しさせて頂くことができて、現在を職人として生きる世代の気持ち、心を少しだけ伝えることができたかと思います。