昨日は二年ぶりにカーフマンに出場してきました。カーフマンはラン ーバイクーランを連続で行うデュアスロンです。
二年前のカーフマンでは1時間38分37秒で総合98位。 知多半島トライアスロン同好会(知多トラ)の仲間では最下位でしたが、果たして、この二年でどれくらい成長したのか…。
天気予報では小雨でしたが、竹内予報ではスタート時刻辺りからしっかり降るとのこと。そのため、ウィンドブレーカーを持っていって、ヘルメットやバイクシューズには、昨日のブログで書いた細工で対策。結局、ウィンドブレーカーはやめましたが、他2つは正解。
僕が出場するエイジのスタートは10時40分。 年齢の若い人たちが10時40分にスタートして、20秒後にスタート。
スタート前には第1ラン5キロの目標タイムを4分/kmの20分切りに設定。ランだけなら切れるタイムですが、まだ先があるからと走りながら冷静に判断して、有力選手を見ながら離されないという作戦に変更。40歳代の優勝候補筆頭、オープンウォータースイムで日本代表にもなったことのある、静岡はハイドロパワー代表の疋田さんをマーク。バイクでは絶対に勝てないので、せめて第1ランだけでも着いていくことにしました。
3キロほど走ったところで心拍数を確認すると181。感覚よりもはるかに飛ばしとる。見るんじゃなかった(笑)
かといって、ここで有力選手たちに離されたら勝負にならないので、押していくことに。そのおかげで、知多トラのサブ3ランナー、平松先生をランで先行するという、予想外の事態に。
結果、第1ラン5キロのタイムは20分10秒で51位。年齢別だと一桁の大健闘。
ところが、最近は比較的得意とするトランジットで、バイクの場所がわからなくなる大失態。5秒くらいもたつきました。
さらにバイクに入ってすぐにボトルを落とす大失態(笑)
拾いに帰るのは無駄だけど、水分無しではさすがに脱水症になるよなぁ、と考えながらそのまま走行。5キロ×6周回のコースなので、一周目は水分無しで走り、二周目にボトルを拾うことに折り返し辺りで決定。
普段ならすぐに思いつくことでも、脳の酸素が少ない状態だと、なかなか結論が出ないことがあります。このときはそういう状態でした。
一周目から二周目に繋ぐ大きなUターンの、ボトルを落とした辺りが近づいてくると、チームメイトの植松さんの「ボトルはここだよっ!」という声が聞こえ て、コースの端っこにボトルを立ててくれてありました。さすがは大先輩。わかってらっしゃる。
ここは慎重をきして一旦停止。チームメイトに笑われながら、ボトルを拾って再出発。
再出発のときにコーナー入り口辺りを見て、5、6人の集団が近づいてくるのを確認。なんせゼロスタートなので、500メートルほどで追いつかれる。
見事なドラフティング集団。
ドラフティングというのは、自分の前を走行する選手を風除けに使って走行することで、前に一人いるだけで二割くらいは楽にペースを維持できます。5人くらいの集団で先頭交代しながら走行すれば、単独で走行するよりもかなり高速で、かつ楽に走行できるのですが、日本のトライアスロンやデュアスロンでは、一部のカテゴリーを除いて禁止になっています。もちろんカーフマンでも禁止。でも、やる人はやるんですよねー。 抜いていったドラフティング集団は、みんな僕と同じ年代だったので、僕よりも上の順位の数名は、ズルして得た順位ってことですね。こういう人たちはゴルフのコンペとかでも、スコアをごまかして申請するんですかね?
コースは雨の影響で水たまりだらけ。コーナーでは安全重視でスピードを落としての走行になりましたが、結果はトランジット1、2も含めて52分07秒で46位。GPSの不調で正確な数値はわかりませんが、平均時速は36キロ以上37キロ未満といったところみたいです。調子はイマイチでした。
最後のランはとにかく我慢。特に右太もも、大腿四頭筋の内側、内側広筋が走りだしてすぐに痙攣しだしました。痙攣しては治まり、痙攣しては治まりを繰り返しながら3キロ。左の太ももにも同じ痙攣が。残り2キロ、10分も無いから耐えてくれーと、ストライドを狭くしながらピッチを上げて、スピードを落とさずに筋肉の負担を減らす意識を。
バイク終わりで背中が見えていた平松先生は、さすがにサブ3ランナーの本領発揮で僕を置き去りに。代わりに20秒前にスタートした知多トラの若手、吉川君の姿をUターンのたびに確認。20秒前にスタートしているので、実際のタイム差はわかりませんが、まだ負けている雰囲気。2.5キロの二周回なので、ゴールまでに3回のUターンがあります。平松先生と吉川君と僕の3人は、お互いに意識しながらのラン。離されないけど縮まらない差。苦しくて苦しくて仕方なかったけど、めちゃくちゃ面白いランになりました。
応援してくれるチームメイトの前を、何度も何度も通りすぎ、最後はSQUAD TAKUYAの柴田卓也先生に「ギアを上げて!」と指示を受けるも、ギアはとっくに売り切れ(笑)
太ももはなんとか最後までもってくれて、第2ラン5キロのタイムは22分18秒で67位。
最終結果は1時間34分35秒で、総合51位、40歳代男子で13位。
平松先生には1分ほどの差を着けられるも、短い距離で吉川君に勝ったのは大金星。知多トラ年長組は頑張りました。
ゴール後は雨の中をささっと撤収して、 千代保稲荷神社へ。串カツを15本ほど食ってエネルギーチャージ。しっかり動いた後は、心置きなく食えるのが嬉しいですね。
来年はもう3分以上短縮して、年代別で6位以内が目標かな。って、やっぱりカーフマンは苦しいから出場したくないな(笑)
長くなってしまいましたが、ではでは。