トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

キャンピングカーのエアコンがサブバッテリーで使えるのは何時間か?

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

近年のキャンピングカーはエアコンや電子レンジを装備しているのが普通になってきました。2台を乗り継ぎ、キャンピングカー歴が11年ほどになった我が家ですが、1台目のマッシュにはエアコンも電子レンジもなく、夏は「エアコンが無いなら、涼しいところに行けばいいじゃない」的な感じで8年を過ごしましたが、現在のキャンピングカー、エアコン完備のクレソン・ジャーニー(ナッツRV)に乗りかえてからは、それはそれは快適で、どこに行っても大丈夫になりました。とはいえ、エアコンを使うときにはエンジンをかけっぱなしにするわけにはいかず、積んであるサブバッテリーに頼ることになります。今回はクレソン・ジャーニーに標準装備されているサブバッテリーで、愛知県の夜を一晩、過ごせるのかを実験しました。ちなみにこの日の常滑の気象条件は最高気温34℃でした。

クレソン・ジャーニーに標準装備されているサブバッテリーの容量は300A。買うときには「サブバッテリーだけでエアコンが8時間は動く計算になります」と説明されましたが、果たして結果はいかに。

17時45分 25℃設定でスイッチオン 外気温33℃

旅をしているときは、夜だけエアコンを使うわけではありません。夕方になり、宿泊する場所に到着したら、当然、エアコンをポチっとします。なので、今回は17時45分に設定温度を25℃にしてスイッチオン。もちろん冷蔵庫もスイッチオンです。

バッテリー100%からスタート

旅先ではもう少し早くから、エンジンを止めてエアコンを使うこともありますが、今回は車内がまったく冷えていない状態からスタートなので、その辺りはトレードオフということで。

稼働2時間半で30%を消費

エアコンだけ動かしても、人や動物といった熱源が乗っていないと、エアコンの稼働率が変わるだろうということで、僕がうちの庭に停めたキャンピングカーの中で一泊します。20時すぎにはキャンピングカーに入り、だらだらと過ごします。20時10分の時点でバッテリー残量は70%。2時間半ほどで30%の消費となると、朝までは無理なのか?

20時10分、バッテリー残量70%

稼働3時間で38%を消費

やることもないし、疲れていたので早いけど寝るかなと思い、寝る前の21時15分に確認したバッテリー残量は62%でした。

最初の2時間半で30%を消費した割には、1時間で8%というのはけっこういい感じ。かといって計算上はここから8時間は不可能になります。

25℃設定を死守

我が家のクレソン・ジャーニーは後部にダブルベッドがあるタイプで、エアコンはベッドの真上に設置されているので、25℃設定で寝ていると寒く感じるくらいですが、ゴールデンレトリバーの小夏が暑がりなので、25℃設定は死守します。

朝6時20分、バッテリー残量22%

朝、6時20分。バッテリー残量は22%で無事、一晩を過ごすことができました。

結局、12時間以上をバッテリーだけで完走することに成功。おそらくバッテリー残量が10%程度になると、電圧が足りずにエアコンが運転を停止するはずなので、ギリギリといえばギリギリかもしれませんが、それでも12時間も使えれば文句無しです。

外気温と断熱性が影響する

最高気温34℃で、まだ32℃~33℃ほどの気温で実験をスタートし、外気温が25℃を下回ったのは0時頃。最低気温は24℃でした。さすがに外気温が下がると、エアコンが動かない時間も多くなった気がします。また、キャンピングカーは断熱性が高いので、一度、冷えると、効果が持続するという特徴もあります。「断熱性が高いので、エアコンの稼働時間は延びるはず」と説明されたことが証明されました。

結論:クレソン・ジャーニーと同クラスならいける。

キャンピングカーの種類、車種にもよりますが、クレソン・ジャーニーと同クラスのキャンピングカーで、300Aのバッテリーを積んでいれば、一晩はエアコンを動かしても過ごせるはずです。