
トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
意図的に歩く。
信越五岳トレイルランニングレース110kmはスタートから走れるコースが続きますが、僕みたいな凡人が完走するためには、走れる坂でも意図的に歩く必要があります。走れるけど走らない。この坂は走るけど、今度の坂の勾配なら走らない。脚を残すための作戦です。
14キロ地点。余裕しかない。
スタートから14キロで最初のウォーターステーション、荒瀬原には2時間弱で到着。

はっきり言って元気。余裕しかない。トイレに並びながら、後ろの人と「100キロ超えが初めてだからペースがわからないっす」と同じ感覚で少しお話し。次のエイドステーションまでは山越えがあるものの5キロしかないので、荒瀬原では水も補給せずにリスタートしました。
まだ余裕しかない。
斑尾山までは標高差350mほどを2キロちょっとで登ります。一人で登るとなると、かなりキツい登りですが、渋滞しているおかげでのんびりペース。完走目的の僕にとっては、がんばれないのでありがたいことです。標高1382メートルの斑尾山山頂にはスタートから2時間45分。まだ余裕しかない。

斑尾山山頂から次のエイドステーションまでは標高差400mほどの下り。快適かつ、脚に負担をかけないように走って順調に到着。19キロ地点のバンフです。
コーラを少し飲み、ボトルに水分を補給。今回は食べ物は全てメダリストのジェルと決めていたので、余分なカロリーは摂らず、応援に来てくれた女房に写真を撮ってもらってコースに戻りました。
景色も最高。
バンフを出てからも余裕を持って走り、楽なペースを維持。これくらいでちょうどいいはず。開けたところから見る景色も最高。

続きます。