トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

ヴィレヴァンはタトゥーにピアスの店員を雇おう。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

ヴィレッジヴァンガードの売り上げが落ちて久しくなります。僕が初めてヴィレヴァンに行ったのはを30年くらい前、名古屋の栄のお店でした。当時はアンダーグラウンドな雰囲気が濃くて、本屋と言いながらもいろんなジャンルのマニアックなものが置いてあり、変な物が好きな僕は、用も無いのに行っては、おかしな物を買っていました。

アンダーグラウンドからメジャーへの転換

そんなアンダーグラウンドな雰囲気がウケて、ヴィレヴァンは売り上げを伸ばし、次々と出店していったわけですが、さらに売上を伸ばすべく、イオン等のショッピングモールに出店するようになってから、売り上げが下がっていったんじゃないかと思います。

何度も書いていますが、ヴィレヴァンの魅力はアンダーグラウンドな雰囲気で、それにより人気を博してきたのに、ショッピングモールに出店すると、アングラを続けるわけにはいかなくなります。置いてある商品もそうだし、店員もそう。こんなの売っていていいの?という商品を置けなくなるし、タトゥーにピアスの店員も働けなくなります。

タトゥーにピアスは社員教育では生まれない。

経済系の雑誌がが「ヴィレヴァンの失敗は社員教育」と書いていましたが、僕は違うと思っています。だって社員教育でタトゥーにピアスは生まれないでしょ笑 大切なのは教育ではなくて、そういうセンスの人に働いてもらうこと。一般的には避けられるような人こそ、ヴィレヴァンが雇うべき人で、そういう人がニヤニヤと楽しそうに働けるのがヴィレヴァンのはず。思い切って店舗を減らし、創業当時に立ち返り、世間一般から70点をつけてもらうよりも、ほんの少しの人から120点をつけられるような店作りをしてもらいたいし、そしたらまた、人は行くようになると思います。

ビリー・ホリデイの『Solitude』を見つけたのもヴィレヴァンでした。

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