トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

初めての『能』を観に名古屋能楽堂へ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

初めての名古屋能楽堂へ。

(株)坪井利三郎商店さんの120周年記念『まごころ公演』で名古屋能楽堂に行ってきました。同業者(同業者というには規模が違いすぎ…)のうちは110周年ですが、周年記念なんちゃらすらやりませんが、坪井利三郎商店さんはさすがにすんごい規模の周年を開催します。能楽堂というくらいなので、能と狂言の公演が丸々、周年記念です。

名古屋能楽堂は国内最大の収容人数を誇る能楽堂です。国立能楽堂よりも大きいとのことで、坪井さんは25年くらい前に名古屋能楽堂の屋根を施工しています。まあ、いちいち規模が違うんですよね。そして、その日本最大の名古屋能楽堂を貸し切り、囃子、狂言、能の公演を開催し、700名近いお客さんを招待し、そのうちの一人として、お招きいただいたわけですが、お客さんも人間国宝や国会議員、大きな会社の社長さんたちばかりで、僕と言ったらね(笑)

素晴らしい経験。

普段は写真撮影禁止ですが、今回は坪井さんの権力により(笑)一部だけ写真撮影OKに。

とはいえ僕は狂言は何度か観ているし、祭りで笛を吹く(もちろんレベルは違う…)ので、まんざら知らないわけでもありません。狂言『鬼瓦』、能『獅子 和合』の各演目(能、狂言では曲というらしい)の前にはどんなお話かを解説してもらえるのもあり、とても楽しく観ることができました。やー、めっちゃ良い経験でした。

 

こうして教養の浅い僕たちにも、日本の伝統文化を勉強させてもらえる。その一つをとってもやはり坪井さんは業界のリーダーなんだと再確認します。うちは坪井さんにはなれないけど、素晴らしい先輩を見習いたいと思います。