トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

空白の2年間を乗り越えてスタートラインに立つ人たちのかっこよさ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

各地でトライアスロンの大会が再開されていて、仲間たちが次々と大会に出場しているのをSNSで見かけるようになりました。一方では数週間後に予定されていた大会が突然、キャンセルされて絶望する仲間もいたり…。

 

トライアスロンというのは完走するだけでも、あるいはスタートラインに立つまででも、大変なトレーニングが必要になります。なんせ三つの種目のトレーニングが必要なわけですからね。三つの種目それぞれを、専門でやるような量のトレーニングをするわけではありませんが、気持ちとしては三つやらないといけないわけです。

何が大変かって、この「気持ちとして三つ」やるというのが大変です。例えばフルマラソンで3時間切りとか、3時間半切りとかいった目標を持ってトレーニングを積む。あるいはロードバイクの大会で上位を目指す。水泳のマスターズ大会で自己記録を更新する。簡単に言うと、この三つすべてを目指すのがトライアスロンのトレーニングということになります。となると、単体でやっている人の三倍もやらないといけないような気持になってしまい、体よりも気持ちを持っていくのが難しくなるんですね。実際にはそれぞれ単体でやっている人の三分の一ずつをやるイメージになりますが、最初はそれがわからないんです。

そして、この2年間です。ことごとく大会がキャンセルになり、多くの人がモチベーションを保つことが難しくなりました。僕もそうです。トレイルランニングの大会はちょこちょこ開催されていたので、ランの練習だけはしていましたが、他の二種目はほぼ放置。やっぱり大会が無いとモチベーションを維持するのは難しいんです。それも、僕の場合は曲がりなりにも上位入賞を目指していたので、あの苦しい練習を再開するというのは、なかなかに難しいものがあります。想像するだけでもキツくて…。

 

そんな中でもトレーニングを続けていた仲間たちはいて、再開された大会に出場し、完走しているのを見ると、尊敬の一言です。みんなほんとにかっこいい。速いとか遅いとか、そんなことは関係なくて、この2年を乗り越えてスタートラインに立っているすべての人がかっこよくて、尊敬の対象です。今、トライアスロンをやっている人たちって、とんでもなくすごい人たちなんです。