トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

紙のタウンページにFAX番号を掲載している理由。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

うちはNTTのタウンページに名刺大の広告を出しています。来年が更新の年になるので、現在、内容を打ち合わせ中です。今どき紙のタウンページなの?と思うかもしれませんが、あえての紙のタウンページです。うちの辺りには築80年超えの古い家に住んでいたりするお年寄りが多くて、未だにスマホもPCも使えない人もたくさんいるので、それこそうちの出番なんですよね。実際のところ、タウンページに掲載されている業者にも怪しいところがけっこうあるので、少しでも変な業者に捕まる人が減るように、という思いもあります。

 

タウンページの編集担当者と話していて「FAX番号の掲載は必要ですか?」と聞かれました。確かにFAX番号も今どき感がありますよね。でも、あえて残すことにしました。数年前に、聾啞(ろうあ、耳が聞こえない、言葉が上手く話せない)の方からFAXで屋根の修理を依頼されたことがあったんです。そりゃまあ、そんなことはめったに無いことだけど、でも、そういう人にとってFAXを使えるというのは、助かることだと思うんですよね。

 

僕は言葉では説明しきれない、専門的な箇所を、図を描いてお客さんに屋根の状態を説明することがよくあります。聾啞の方にも、図に加えて筆談で説明が可能です。FAXも誰かの助けになればと考えています。