トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
昨年は仕事の都合で出場できず、二年ぶりの出場となったIZU Trail Journey(約66キロのトレイルランニング)は、結論から書くとDNF(DoNotFinish=途中リタイア)となりました。足が痛いとか怪我したとか、疲れたとかそんなんではなくて。理由は書きませんが、致し方ないなと思っています。少しだけ書くとすれば、あくまでも遊びなので、命をかけたり、人に迷惑をかけたりしないためにDNFしたってことです。
ですが、DNFするまでの51キロは楽しく走れたので、51キロ地点、土肥駐車場までは書きます。
例年とは違い、スタートエリアの松崎新港には関係者と選手以外は入れなくなっていました。
スタートエリアに入るときには、全員がマスク等を着用し、アルコール消毒と検温を実施します。スタートはA~Cの3つのブロックに分けられ、各ブロックごとに広いスペースが用意され、さらに地面には選手の一人ひとりが立つ位置まで記されているという徹底ぶり。
6時ちょうどにAブロックがスタート。2分後にBブロックのスタートとなりますが、AブロックとBブロックを分けるゲートが撤去され、前から小走りで移動していくと、ちょうど2分後となり、そのままローリングスタート。一斉スタートよりも前が詰まらなくて良いかもしれません。
国道を数百メートル走り、左折してトレイルに向かう坂に入ります。けっこうな勾配ですが、例年だと3キロ程度でトレイルの入り口に到達し、そこで渋滞して休憩できるので、登り坂でも走り続けます。Aブロックの遅い人たちを拾いながら900メートルほど走ると、早くもCブロックの速い人たちに抜かれます。この坂を4分で走ってくるってどんなんだよ…。
すでに汗をかいていますが、トレイルの入り口まではそんなに距離が無いはず。と、思って走ること4キロ。まだトレイルに入らず。おかしい…。疲れるじゃないか。トレイルに入るまで、結局は5キロ以上の登り坂を走り、トレイルの入り口も広く、さらにブロックスタートの効果で、まったく渋滞しないという予想外の序盤。6キロまでは50分ほど。最初のチェックポイント、宝蔵院までの9.7キロは1時間17分ほど。序盤は完全にオーバーペースです(笑)
やっとのことで渋滞しはじめると、僕の前にいる人から「あの坂をみんな走るんですね。歩きたかったけど、ペースに巻き込まれました」と話しかけられました。「以前のコースだとトレイルに入るのがもっと手前で、そこで渋滞していたので、みんなそこまで走るつもりが、意外と遠かったんだと思いますよ」と説明。みんな同じ気持ちで良かった。
意外と長くなったので明日のブログに続きます。