トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

うちのあたりでは桜が咲きません。今は耐えるとき。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

令和2年の3月が終わりました。祭りの中止を決定し、UTMFが中止となり、オリンピックが延期、そして子どもの頃から見ていて、笑わせてもらった志村けんさんが亡くなり、世界中が新型コロナウィルスの影響で混乱していて、大人になってから最も長い一カ月を過ごした気がします。

 

この冬は暖冬で、比較的南のほうにあるウチの辺りでは、なおさら暖かい冬でした。暖冬の影響で、常滑の名産品である海苔は、過去に類を見ない不漁ですが、もう一つ、影響が出ているのが桜の開花です。これだけ暖かい日が続いたのに、祭で御車(山車)が入る御旅所の桜の開花が進んでいません。

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咲いている桜もありますが、おそらくソメイヨシノ以外の桜です。桜が開花するには真冬の低温で刺激を受け、休眠状態を打破する必要がありますが、今年の冬のうちのあたりは寒さが足りなかったんだと思います。本当に寒い日って二日か三日しかありませんでした。暖かい冬は仕事するのには良いのですが、やはり冬はそれなりに寒くならないと、こういう影響が出るんですね。

いろんな意味で春らしくない春ですが、それでも明けない夜はないし、明日はやってくる。今は耐えるときですね。