ある日のこと、すっかり我が家の愛猫としての地位を獲得した、生後三カ月の子猫、葉月をケージに入れ、初めてのワクチン接種に連れて行きました。
ケージは葉月が我が家に現れてすぐに購入し、一カ月以上にわたって、葉月の棲み処として使われていたものです。久しぶりのケージにも、葉月はすんなりと入り、車に乗せても大人しくしていました。ワクチン接種を終え、再びケージに入れて帰途に着いたときに、事件は起こりました。
ケージの中に飽きたのか、ケージのスリットのところから、葉月がかわいい手を出してきます。もー、かわいいんだからーと、指でちょいちょいと手をいじりました。
その刹那!ほとばしる青春!ではなく、ほとばしる鮮血!あっと思ったときには、僕の指は切り裂かれていたのです!
爪が食い込む感覚は今でも残っています。もーまじで痛い。ほとばしりはしなかったけど、血はぼたぼたと落ちるほどで、傷は最も深いところで3ミリ近くあったかもしれません。
三カ月の子猫とはいえ、やっぱり動物の武器の威力はすごい。みなさんもお気を付けくださいね。
さて、はーちゃんの爪を切ります。