出先からうちに帰ってきたら、ゴールデンレトリバーの小夏がテンション高めな動きを見せました。こういうときは、必ずいたずらしています。部屋に入ると、床一面に砂糖がぶちまかれていて、猫の葉月がペロペロと舐めていました。うわー!っと叫びながら、はーちゃんを部屋の外に出して掃除します。ちりとりで取れるだけ取ってから、掃除機で吸い、さらに雑巾をかけます。
当然のことながら、犬と猫は習性が違います。生息域が違うとも言えるのか。小夏だけだった頃は、平面だけを意識して、小夏が届かない高さに物を置いておけば、特にいたずらの被害に遭うことは、基本的にはありませんでしたが、はーちゃんが来てからは、そうはいきません。高さなんて関係なく、僕の頭くらいの高さまでは、ひらりと美しく飛び乗ってはいたずらをします。ツマミの外してある引出しだって、しつこく爪をかけて開けて、中の物を取り出します。猫だけならまだしも、ここにパワー系のゴールデンレトリバーが加わると、いたずらもパワーを増し、ひどいことになります。二頭の様子を見ていると、自分の足りないところ、猫はパワー、犬は高さが不足しているということを理解していて、お互いに補いあっているんじゃないかという疑いすらあります。
仲が良いことは嬉しいけど、時おりひどいことになっているので、ほどほどにしてほしいものです。