トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

一旦、中止の年が入ると、祭を続けていくのも難しくなる。来年が勝負の年かも。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

ついに鞘蔵(祭の山車がしまってある蔵)を開けて土用干しをしました。

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長い長い梅雨が明け、ついに迎えた暑い晴れた日。本当なら3月末の祭で開ける予定だった扉ですが、昨年10月以来、約10カ月ぶりに開けました。

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幟や法被を虫干しして、横幕、追幕等、御車の飾りつけに使うものも日陰干ししました。比較的湿度も低くて、めちゃくちゃ暑かったので、法被を干す時間も2時間弱と短く切り上げました。なんせ大谷奥條の集りなので、特に真剣な話しをすることなく、いつも通り、8割、いや9割5分はくだらないことを話しながらですが、祭ができなかったという事実の後なので、みんななんとなく嬉しそうです。

 

祭も御車も、新たに始めるというのは途轍もなく難しいことだし、一旦、中止という年が入ると、続けていくことも難しくなります。そういった意味では、今日、集まってくれた人たちは、本当にまつ祭のことを考えてくれているんだろうし、何よりも祭が好きなんだろうと思います。

 

次に開けるのは来年の3月。勝負の年になります。