11月に行ったPerfumeのライブに続き、12月は福原美穂のライブに行ってきました。
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会場はブルーノート名古屋。福原美穂は有名とは言えませんが、日本で有数の歌唱力の持ち主で、音楽好きの間では知る人ぞ知る存在です。まあ、ブルーノートでやるんですから、良いに決まっているんですけどね。
ブルーノートは大人のクラブなので、お酒と食事と音楽を楽しむ場所。その日のライブ、ミュージシャンをイメージしたオリジナルカクテルが用意されます。
今回の席はわずか8席しかない最前列!ナマゴエ、ナマオトで充分です!福原美穂のブルーノート自体は4回目くらいで、最前列になったのは二回目かな。ライブ中は目が合って恥ずかしかった(*ノωノ)
福原美穂はなんせ歌が上手い!なんせ上手い!とにかく上手い!たぶん日本で一番上手い!デビューのきっかけになった、中学生のころの歌声はこれ。ちなみに、マイクを持ったリポーターは、下町ロケットで阿部寛の右腕を演じる安田顕です。
この動画は何十回と観てますが、毎回、鳥肌ですね…。
しかし、まあ、売れないんですよね…。知る人ぞ知るとか言ってる場合じゃないんですよね。これだけ歌える人、アメリカでゴスペルを歌って、現地の人を涙させるほど歌える人が売れない。事務所も本人も売る気が無いのかもしれないけど、それは日本音楽界の損失に他ならない。僕はパフュームだって行っちゃうし、いわゆるアイドルだって否定はしないけど、若い人たちには本物の歌を聴いて育ってほしいと思っています。本物のボーカリストが歌う歌を聴き、真似すれば、次の世代はそれを超すボーカリストが生まれてきます。
売れていないおかげで、ブルーノートという小さな会場で聴くことができるのは、音楽好きにとっては幸せの極みではありますが、満員のでっかいホールで歌い上げる福原美穂も観てみたい。そのときには、あの小さな会場で歌っていた福原美穂が大きくなったもんだと、さびしさと共に素晴らしい歌声に浸りたいものです。