トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

熊野古道トレイルはトレイルの宝箱やー!

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

道の駅で目を覚まし、小夏さんの散歩を軽くすませてから、熊野古道トレイルランニングのスタート地点に向かったのですが、途中の風伝峠付近で、風伝おろしを見ることができました。山で発生した雲が、風にのって村に降りてく現象で、壮大な雲の動きを見ることができます。

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熊野古道トレイルランニング、コースがめっちゃ良かったらしいです。コースを監修したプロトレイルランナーの鏑木毅さんによると『トレイルの宝箱』。

50キロの部に出場した人たちによると、雲海が綺麗で、あれを見られただけでも、早起きしてスタートした甲斐があるとのこと。確かにポスターにも美しい雲海が写っていました。

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そして、実際に出場した人が撮影した写真がこれ↓

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こりゃ確かに美しい!こんなの生涯に一度、見られたらと思う風景です。写真は友達の友達が撮影です。

 

他にも丸山千枚田とか、布引の滝とか、熊野を満喫できて走れるコースらしいです。来年は50キロに出場したいなぁ…。

 

スタートとゴールのゲートはレッドブル。道路にはぼんぼりもあります。朝6時、50キロの部のスタート時はぼんぼりが着いていて綺麗だったみたい。

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こういうのがあると盛り上がります。手作りなのも分かるし胸熱です。ちっちゃい町でこういうイベントをやるときは、みんなが何役もやって、すべてが手作りなんですよね。そういう思いって、伝わりますよ。

 

30キロの部に出場する女房の見送りのためにスタートを待っていると、見かけた顔がいました。

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トライアスロン仲間の宮川くん。なぜか女房と同じ大会にエントリーすることが多い。今年は岡山と熊野でバッティングw初めてのトレランはどうだったんかね?

 

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30キロの部がスタート。

これで僕はコース上、25キロ地点に隣接する駐車場に戻りました。戻ってみると50キロの部のトップ2選手が早くも来ていました。25キロの山道を2時間15分くらいって、すごい速さです。

  50キロの部、最後尾からスタートした鏑木さんが10番手くらいで25キロ地点を通過するときに「来週は伊豆に行きます!」と声を掛けたら「お待ちしています!」と応えてくれました。

 

その後、僕は練習で北山川を挟んだ対岸の山へ。橋の上からは走る選手たちが見えます。

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対岸の山から見た風景がこれ↓

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山を一時間ほど、早めのペースで走ってからは再び応援に。

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小夏さんを連れて応援していると、犬好きの人たちはみんな声を掛けてくれて、中には立ち止まって小夏さんと写真を撮る人もいましたw

しばらく応援していると、見たことのある顔が。トライアスロン仲間のハニーさん!

ハニーさんが来た!と待ち構えていると、走路を挟んだところで応援していた人たちも、ハニーさんの仲間のようで、なんたる偶然wなんだか混乱する応援の一団(笑)

一旦通り過ぎたハニーさんは、わざわざ戻ってきて写真撮影。

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元気な人です。

 

ハニーさんから遅れること5分ほどで、女房が登場。女房大好きな小夏さんは興奮して大喜び。少しだけ伴走して、再び山に入っていくところで別れました。

 

女房は残すところ5キロ。山とはいえ1時間もあればゴールするはずなので、僕は小夏さんを連れてゴールまで徒歩で移動します。途中の長いトンネルでは、自動車の走る騒音に小夏さんの泣きが入り、「絶対に動きません!」という、ダンコとした意志を見せるため、仕方ないので抱っこして通過。重いったらありませんでした(´-ω-`)

 

ゴールで待つこと15分。ついに女房が戻ってきたので、ゴールの手前100mで小夏さんを手渡し、僕はゴールに向けてダッシュ!練習で刺激が入った筋肉は、非常に良い動きをしてくれて、ゴールに向かうボロ雑巾のような選手たちとはスピードが違いますw

 

女房も最後は小夏さんと同伴して無事にゴール!

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犬との同伴ゴールは会場もなんとなくほんわかします。女子70名中25位。

 

普段、ほとんど練習しない女房のタイムが30キロで5時間2分7秒ということで、かなり走れるコースだというのがわかります。走れるトレイルは楽しくて良いですね。

 

高速が繋がった現在、熊野までは名古屋から3時間くらい。たった3時間でこれだけの秘境が味わえるという大会は、他にないんじゃないかな?

ロードでタイムに固執して、走ることの楽しさを見失ってしまっている人は、一度、熊野で走ってみたらどうでしょうか。