今日は夕方から一般社団法人半田法人会青年部総会(長い)なので、午前中だけで一件、雨漏りの修繕をしようと思って現場に行ってみたら…
ここは埋めちゃダメ(´・ω・`)
こんなふうになっていました↓
瓦の水下側までシリコンやセメントで埋められています(´・ω・`)
雨漏りしたから、隙間を埋めちゃえ!という気持ちは分かりますが、これはやっちゃダメなのです。
雨漏りを治すことに必要なのは、瓦の隙間をなくすことではなく、水をきちんと流すことです。こんなふうに埋めてしまったら、流れるはずの水が流れなくなってしまい、雨漏りは悪化するだけです。
こういう工法を進めている、ある会社のHPでは、堂々と「うちはここまで埋めちゃいます!」みたいに書かれていました。つまり、その会社は瓦のことを知らないってことです。
予定外ですが、まずはシリコンの切り取りから開始。
カッターナイフを使って、ひたすら切り取ります。瓦の枚数で100枚以上…。刃を二枚も折り、ぐいぐいと押さないと切れないので、指も痛め…(´・ω・`)
2時間近くを要して、なんとか切り取りは終了しましたが、ここで僕がタイムアップ。次の予定のために、本格的な雨漏り止めまでたどり着けませんでした。もちろん、後日、伺うのですが、余分な経費がかかってしまいます。
雨漏りの修繕は、僕たちみたいな職人に依頼してもらっても、10万円もかかることはほとんどありません。数万円をケチって、危険な屋根の上に上り、あいまいなことをしてしまうくらいなら、専門家に見てもらってくださいね。
ではでは。