久しぶりに屋根のことを書いたりしてみようかと。
先日、バルコニーにしっくいが落ちてきているから見て欲しいと連絡があり、行ってきました。しっくいは鬼瓦の首の部分から落ちたもので、古くなったしっくいを取り除いてから、シリコンのコーキングで新たにやりましょうねー、ってことにしたのですが、問題はそこではなく。
谷板に穴が空いていました。
直径15mmくらいかな?まあまあ大きい穴が二カ所。もう少し小さい穴が三カ所。
谷板の下にはルーフィングという防水の紙みたいなのが敷いてあるので、雨漏りはしていませんでしたが、間違っても良い状態ではないので、お客さんに説明して、交換することになりました。
後日、伺って谷板周りの瓦をめくってみると
鳥の巣だらけ(笑)
ほぼアパート(笑)
アップにしてみると、そりゃ居心地良さそう(笑)
さらにアップにしてみると
うわー、卵まである!
親鳥はいないので、もう孵化することは無さそうですが、動物好きの僕は心が痛みます…(´・ω・`)
鳥の巣があって何が悪いかと言うと、巣の材料である草等が、瓦の隙間に入りこみ、その草等が雨水を瓦の中に引っ張りこんでしまうことがあり、それが原因で雨漏りすることがあるんです。
そもそも、鳥が瓦の下に入れるような施工をしてはいけないんですけど、入ってしまったものは撤去する必要があります。
鳥には申し訳ないけど、ちゃんと撤去しますから、やけに屋根の上に鳥がいるなー、なんて思う人は、一度、連絡してくださいね。