トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

八代亜紀のライブに行ってみた

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

八代亜紀のライブに行ってきました。

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八代亜紀です。はい。演歌の。『舟唄』とか『雨の慕情』の。演歌なのにライブってw、なに?タケウチ、演歌とか聴くの?と思われるでしょうが、残念ながら演歌は聴きません。じゃあ、なんで八代亜紀のライブかというと、八代さん、ジャズも歌っているんです。アルバムも出しているし、そもそも歌の世界に入ったのはジャズから。ジャズなのでリサイタルではなくてライブです。

 

会場はブルーノート名古屋。

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演歌の場所ではありません。あくまでもクラブなのでお酒も飲めるし、食事もできます。飲みながら食べながら、上質の音楽に浸るのがブルーノートです。

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かといって、お客さんの年齢層はかなりお高い感じw 僕よりも若い人は3~4人?満員で200人くらいのうちの3~4人なので、まあまあ希少ですw

 

さすがにライブ中の写真は無いので感想だけになりますが、八代さんが登場すると、子供のころからテレビで観ていたスターが目の前にいるという、なんだか時別な感じ。ブルーノートという小さな箱だからこそです。

 

歌は言うまでもなく圧倒的。歌いたい歌を、歌いたいように歌い、お客さんをグルーヴに巻き込んでいく。だいぶ年齢のいったお客さんたちがノリノリで体を揺らす。

歌の世界を志したのは、お父さんが買ってきたジャズのレコードを聴いたのがきっかけとのこと。歌は練習すれば上手になるけど、声を変えることはできません。子供の頃はコンプレックスだった、八代さん曰く「お父さん似」というハスキーな声は、MC中にはときおり何を言っているかわからないほどハスキーだけど、ズドンという迫力とともに、ジャズナンバーを表現します。

46年も歌で食っていて、21時15分開演というライブにこういう世代の人たちを集めるということだけでも、その価値を表していると思います。

かっこいいという言葉がぴったりでした。

 

八代さん、さすがベテランです。トークも上手。MCの途中で女房がグラスを倒し、ガシャン!という音を聞いた八代さんが「大丈夫?」といじってくれて、恥ずかしいやら感激するやらで、今回のライブ参加の言い出しっぺの女房も喜んでいました。

 

自分が子供だったころ、あるいは音楽に対してニュートラルに聴くことができなかったころには、演歌歌手・八代亜紀のライブに来るなんて考えられませんでした。ずいぶん大人になったもんだなと思うと同時に、かっこつけて良い音楽に背を向けるなんてもったいないなとも思いました。