トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

日本はキャンピングカー天国だと思う理由~10年以上旅して気づいたこと~

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

大げさじゃなく、日本ほどキャンピングカー旅に向いている国って、なかなか無いと思うんです。僕自身、気づけばもう10年以上、四季ごとの日本を走り回ってきました。岩手の道の駅で朝日を浴びたこともあれば、長野の絶景ポイントで星を眺めながら寝た夜もある。そのたびに、「やっぱり日本は最高だ」と実感します。本当のことを言うと、最初に買ったキャンピングカーは、しばらく乗ってみて必要ないと感じたら売ってしまうつもりでした。ところが今ではすっかり生活の一部になり、人生において手放せないものになりました。

 


① とにかく温泉が多い国は、旅人に優しい

日本の温泉・日帰り入浴の数は当たり前ですが世界トップ。
例えば長野に行けば、どの町にも必ずといっていいほど日帰り湯があるし、東北や九州の温泉密度もハンパじゃない。別府なんて100mに一つくらいであるんじゃない?

キャンピングカー旅って、どうしても風呂問題が出てくるじゃないですか。でも日本は、「次の温泉まで何キロ?」みたいな感覚で移動できるのがありがたい。朝風呂が気持ちいい地域、夕方は地元の人で賑わうスーパー銭湯、秘湯に近い公共浴場まで。旅の質が本当に上がります。


② 道の駅の存在が、旅の自由度を爆上げしてくれる

日本中にある道の駅は、キャンピングカー旅の強い味方。駐車場やトイレはもちろん、地域の産直や軽食、観光案内まで揃っています。

僕が特に感じるのは、道の駅って「旅の余白」をつくってくれる場所だということ。
目的地が決まってなくても、「この道の駅に寄ってみるか」で一日が広がる。農産物を買って車内で食べる休日も、朝からコーヒー片手に散歩する時間も、全部が旅の楽しさになります。


③ 何より“治安が良い”という圧倒的な安心感

これは海外を走ったことがある人ほど分かると思うけど、日本の治安の良さも間違いなく世界トップ
夜間の静かな駐車場でも、変な不安を感じることがほとんどありません。子供を連れていても、女性が一人で車中泊していても関係なく「安心」できる国って、実はそう多くなですよね。

この安心感があるからこそ、僕らのような旅人は“移動そのものを楽しめる”。


④ 春夏秋冬ぜんぶ旅にできるのが、日本の魅力

キャンピングカー旅って、季節との相性がめちゃくちゃ良いんです。
春の桜前線を追いかける旅、夏は高原へ逃げて涼む旅、秋は紅葉、冬は雪見温泉……。

国土はそこまで広くないのに、季節の表情がとても豊か。これだけでも日本は「旅しても旅しても飽きない国」だと思う。


⑤ 10年以上旅をして思う、“日本は旅を受け入れてくれる国”

僕がこの10年で感じてきたのは、「日本は旅人を拒まない国」 ということ。

温泉があって、道の駅があって、治安が良くて、四季があって、地域の人たちも優しい。極端に言うと、「適当に走っても楽しい」。そんな国、他にないんじゃないかな。

だからこそ、これからも日本中を走りたいし、まだ見ぬ風景に出会いたい。キャンピングカー旅は、時間じゃなくて“人生の密度”を変えてくれる遊びだと本気で思ってます。